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何でしょう?

「月に1、2回、急に右の下腹がキリキリっと痛むことがあるのですが、何でしょう?」

ある女性からそう相談されました。「婦人科かもしれないと思って検査してもらったけれど異常はなかった。胃カメラを受けたけれど異常はなかった。大腸の検査もしてみた方が良いでしょうか?」と。

こういうことは意外に良くあります。いつも同じような症状があって不安になるけれど、病院に行っても「異常はありません」と云われること。各臓器の専門家たちは検査結果に「異常がない」ことだけしか伝えません。検査結果に異常がないから、それは「これのせいではない」とも云いません。決め手が何もないからです。当の本人は不安なのでさらにいろいろ検査を受けようとしますが、受けたところできっと大した異常はみつからないでしょう。異常が見つからないことは良いことなのに、返って不安になります。でも、原因になりそうな臓器の検査をして「異常がありません」「症状の原因になるような所見はありません」と云われたら、とりあえず急を要する状態ではないことにココロを納得させるしかないかもしれません。この方の場合、一番可能性があるのは腸のガスが溜まって腸の壁を押し広げていることだと推測されます。

カラダからの警告はいつもそんなあやふやな態度です。もう一人、「疲労がたまると背中が痛くなる」という女性にも相談されましたが、やはり検査をしても異常が見られず、状況証拠として慢性膵炎ではないかということで治療を受けておられました。これもまた、本当の理由ははっきり分かっていません。結局どうしたらいいか・・・「疲労がたまらない生活に心掛けること」でしょう。カラダからの警告は、その原因を探すことよりも、それを起きないようにすることを求めているのではないでしょうか。

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