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がん患者さんのメイク活動

第13回日本抗加齢医学会の話題をもうひとつだけ。NPO法人キャンサーネットジャパンが後援したシンポジウム「Cancer Survivorのアンチエイジング」で、がん患者さんのメイクセミナーを開いている美容ジャーナリストの山崎多賀子先生の講演を聴きました。そこで彼女が紹介した文章を、いくつか勝手にメモしたので並べてみます。

●がんを宣告されると、「重病人のような外見になるかもしれない」と思い、暗い気持ちになる。
●がん患者であっても、元気なときは普通の人間で居たい。
●人生、前向きに行きたいとは思うけれど、前向きに生きるためには、自分に自信がないとむずかしい。
●「装う力」は、患者にとっては「よろい(鎧)」である。
●行きたい場所に、自信を持って行きたい。
●メイクをすると他人に会いたくなる。
●メイクをすると家族や周りの人たちが安心する。
●素顔は「真実」、化粧は「錯覚」

なんかもっとたくさんお話しを聞いたし、もっと感動してたくさん涙したのだけれど、不覚にも忘れてしまいました。がんを宣告されて、抗がん剤治療を受けるときには何よりも命が大事だから気にする余裕もなかったけれど、その後は人間らしく生きたいと思う。顔色が悪く、髪の毛だけではなく眉毛やまつ毛までもが抜け落ちると、自分に自信がなくなり、社会と関わるのが面倒くさくなる・・・でも世間はそれを「しょうがないだろう、命が助かっただけでも幸せ者だ!」と冷たくあしらう。そんな時に、自信をもてる化粧の仕方を体験すると、化粧をすること自体が楽しくなる。そんなお話。

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