« そうじ好き | トップページ | 高血糖の記憶(前) »

忍び寄る老化

『人間、めんどうくさくなった途端に老化が始まりますよ!」・・・毎日の人間ドックの説明のたびにそう口にしているわたしなのに、今度の出張で自分の中の大きな変化に気づいてしまいました。

学会場は横浜、ホテルは品川、電車を乗り継いで30分の距離・・・会場もホテルもちょうど1年前と同じ場所なのですが、今年はこの距離を妙に”遠い”と感じたのです。去年はどうということもなかったのに・・・。歩いて1時間以内の距離であれば歩く、がわたしのモットーだったのに、「汗をかくと仕事にならない」「足首を痛めている」などと云い訳して交通手段を探すようになったのも最近のこと。エスカレーターの長蛇の列を後目にガラガラの階段を上っていた偏屈が、いつの間にか群衆の中に埋もれる心地よさに浸っている。「いかん!こんなことじゃ!」と思い、口にはするのだけれど・・・・・・んーーーー、何かココロもカラダも動きたい衝動に駆られないのです。めんどうくさいんじゃない。してもいいけど、しなくても別に困らない感じ。ストイックな日々のころに比べたら緩々になったけれど、そんなにみっともないほどのカラダではないし、高血圧の治療中であることを除けば、健康体の方だし・・・。

こんな感覚になろうとは思いもしなかったので、少しだけうろたえています。老化はあるとき突然に何かのエピソードをきっかけに起こるのだと思っていましたが、どうも違うみたいです。それはいつの間にかそっと忍び寄って来て、油断しているとふっと自分の背中に乗っかって、気付いたら「老人」に入れ替わってしまうものなのだなあ。

どなたか、わたしに巣食う”老化”に声をかけて、わたしを引き摺り戻してはくれますまいか?

|
|

« そうじ好き | トップページ | 高血糖の記憶(前) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« そうじ好き | トップページ | 高血糖の記憶(前) »