不満の克服
昨年県外から転勤してきた新型うつ病の彼、結局最近欠勤することが多くなってきました。復帰は厳しいかもしれないなという印象はありますが、それでも何とか頑張ろうとしている様子。
でも、周りはだんだんイラついてき始めています。計算ずくの”さぼり”ではないか? パワハラになるから退職勧告もできないことを心得ているずる賢い男なのではないか?現場のスタッフは、来るかどうかわからない男に仕事は任せられず、結局自分の仕事量が増える、なのに等級が上の彼の方が給料が良い・・・あいつは給料泥棒だ!と今にも爆発しそうな空気です。
懸念する保健師さんにわたしはこう話しました。解決策はただ一つ。彼が来ようが来まいが自分に何の損もないのだということを見失わないことです。彼に給料を出すのは会社であって、自分の給料を削られているわけではない。彼が居なくてもどうせ自分がするはずだった仕事をしているだけで、減りはしないけど増えもしていない。「あんなサボり魔の怠け者がタダで給料もらっているなんて」と思うからイラつくけど、その部分を全く気にしなければ、ごくありふれた退屈な毎日があるだけ・・・何もイラつく原因はありません。こんなことで自分がイラついてメンタルが疲れたり家族に当たったりすることになると損をします。是非、ココロを落着けて、自分を見失わない様にしましょう。
ただ、彼の居場所がどんどんなくなっていく・・・それが一番心配です。
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