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医者の常識?

具体的には書きませんが、テレビを見たりラジオを聞いたりなんかしていると、医療関連番組などで「これはこういうことです」と高名な医者が説明しているのを聞いて、「え?ホント?」と耳を疑うことがしばしばあります。特に自分の専門領域の話だと、「ほう、そういう云い方をしますか」と感心することだけでなく、「ウソやろ!」とつい叫んでしまうモノまで千差万別です。でも、その先生がそういう断定の仕方をする以上、その番組はそれをベースにして理論が組み立てられているわけですから、最初から最後まで疑問符だらけという感じになってしまうことが最近ちょっと多くなった気がします。

医者たちは、難しい医学用語を自分なりに噛み砕いて表現します。それがちょっと当を得てない感じがすることもありますが、わたしたちは元の意味を知っているからこそ理解できます。ところが、制作者側はファジーな表現が大嫌いなようで、自分なりに解釈した意味を「これはこれなのです!」という断定文で番組を推し進めていきます。途中で、当該医師がチェックを入れているはずなのに、医者はこれで良いって本当に云ったのだろうか?と思うことも少なくなく、それに対する「対策」というレベルになってしまうと、もうほとんどわたしには理解の域をはるかに超えてしまった不思議な方向に結論づけられたりして・・・。

単に、わたしが無知なだけなのでしょうか。

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