« ちょこちょこっと? | トップページ | 忙しがり屋 »

心配ない?

・・・去年の人間ドックで糖負荷検査を受けたら「境界型糖尿病」の診断を受けました。それが物凄くショックだったので、半年後にかかりつけ医でもう一度糖負荷検査とインスリン測定をしてもらったら、全然問題なかったんです。「心配ありませんよ」と先生に云われました。・・・先日の人間ドックで、そう胸を張って主張する女性がおられました。良い結果だったことはまあ良かったとして、これを「心配ありません」と云ってあげてもいいのだろうか?・・・あまりに自信を持ってそう云う彼女を見ていてちょっと気になりました。

たしかに小柄な痩せ型の女性だから、負荷用の75gの糖が多すぎたのかもしれず、インスリンの異常がないのに負荷試験で食後高血糖になったとしてもおかしくはないと思います。でも、同じシテュエーションでも、ならない人はならないのです。大好きな甘いものをガツガツ食ったら、食後高血糖が起こる。あるいは食後低血糖発作を起こす危険性がある、ということを負荷試験の結果が示しているわけですから、何が「心配ありません」なのか?

世間では「糖尿病」の診断名に異常な反応を示します。糖尿病か糖尿病でないか?「境界型」であろうとなかろうと、糖代謝異常の「異常」を打ち消すのに必死になり、インシュリン反応が正常か異常か?が気になってしょうがないようです。だから「違う」ということばをもらうまでいろいろな検査を受けたりします。これから生命保険に入ろうとしているのならともかく、そんなことに必死になっても何の意味もないと思います。負荷試験が示していることはただ一つ!ドカ食いしたり血糖を跳ね上げるような食べ方をしたらあなたは動脈硬化になったり細胞が老化したりする危険性がありますから、日頃から味わい方に注意しましょうね、ということだけです。逆に云うなら、それをしなければ、糖尿病にならなくても心筋梗塞になるかもしれないよ、ということ。とてもシンプルな忠告だと理解してもらいたいものです。

|
|

« ちょこちょこっと? | トップページ | 忙しがり屋 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ちょこちょこっと? | トップページ | 忙しがり屋 »