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走れば良いのだ!(前)

第7回九州心臓リハビリテーション研究会のイブニングセミナーで久しぶりに福岡大学の田中宏暁先生のお話を聴きました。

ニコニコペース(最大酸素摂取量の50%で歩く)・スロージョギング(1分間180歩の早歩きジョギング)・スローステップ(20cmの踏み台ステップ運動)・そしてインターミッティング運動(180歩/分と120歩/分の繰り返し)など、むかしから強い信念で独自の運動理論を編み出しながら、今や知る人ぞ知る健康運動のカリスマ教授です。もうすでに一通り知っているからなーと、お弁当目当てで出席したのですが、今回も意外におもしろいお話をいくつかメモしてきました(きっとすでに聞いたことがあるのかも)。

●<健康遺伝子PGC1α>健康遺伝子PGC1αは運動によって賦活される。どんな遺伝子かは知らなくても「健康遺伝子」といわれるくらいだから多い方が健康なんだろうことはわかる。それが運動で賦活されるわけだ。ところがLT値(乳酸性作業閾値)以下では賦活されず、それ以上の運動強度が必要(LT値とかAT値とかいうのは有酸素運動と無酸素運動の境目あたりの数値です。この値くらいの運動ならいつまでの続けられて燃焼効率が一番いい)。つまり、普通のウォーキングだけでは効果が少なく、少し走ること(スロージョギング)が重要なのだということです。

●<小学校区面積と通学距離の変化>田中先生が示した明治時代からある福岡市内の小学校のデータでは、1975~1980年ころを境にして急激に通学距離が減っていました。むかしは6~7km離れたところに家がある子も居たようです(わたしの子どものころはさすがに6~7kmはないが、それでもかなり遠い子は居た)。ところが、子どもたちの不公平是正や安全の観点から校区が小さく分けられたために、今の子たちは歩かない・走らない。中学校などでは車の送り迎えもアリのところがあったりする。

(つづく)

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