プロフェッショナル
「今日、巨人が勝たんと大変なことになるんでしょ?」と妻が聞きました。
何言ってるんだか。
「別に。ただ楽天が勝ったら明日日本一が決まるかもしれないだけ♪」「え、でも今、巨人は負けてるじゃない? まずいんじゃないの?」・・・昨夜の3回裏あたりでの夫婦の会話。全然かみ合わないのは、彼女が野球に全く興味がなくて、おそらくネット仲間のオジサンたちがジャイアンツファンばかりだからでしょう。
「あなたは巨人がキライなんだっけ?」「巨人? キライじゃないよ。全然興味がないだけ。選手の名前もほとんど知らないし」「そうよね。あなたは、いつも、”アンチメジャー”だもんね」「は? 違う違う。そんな判官びいきじゃないし。第一、巨人を”メジャー”とか思ってないし。単に僕はパリーグファンだから」「ほら、セリーグに興味がない、っていうのがアンチメジャーでしょ。だってパリーグってものすごくマイナーなんでしょ?」・・・お~い、この人にこんないい加減な情報を吹き込んだ奴、出てこ~い!
そんな私も、子どもの頃は100%巨人と大鵬のファンでした。川上監督率いる巨人のV9戦士たちの名前と背番号を全員云えました。彼らの強さはまさしくプロフェッショナルでした。その後、高校時代に阪急ファンになりました。地味で全く人気がなかったけど、めちゃくちゃ強いおっちゃんの集団でした。あの頃からパリーグファンになりました。「人気のセ、実力のパ」と云われていました。スキなく完璧に強くないとプロとは云えない!と思っていました。相撲は、危なっかしいけどイケメンで足が長い北の富士より、絶対に負けないけど仏頂面で足が短い玉の海が圧倒的に好きでした。
冷静に考えると、私は”強いもの”=プロフェッショナルをずっと追いかけていたわけで、全然「判官びいき」じゃない!
亡くなられた川上哲治さんのご冥福を心からお祈りいたします。 合掌。
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