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いつまでたっても

診察を終えて、受診者さんを導いて診察室の前に出ると、まだたくさんの受診ボードが山積み・・・いくらやってもやっても、減るどころか油断すると返って増えていったりする。普通の外来の診療でも同じ光景・・・やってもやっても積み上げられていくカルテはちっとも減らないで、ため息しか出てこない。でも、一番堪えるのは、待合の椅子で待っている受診者さんや患者さんが不機嫌そうに居眠りしていたりこれ見よがしのため息をつかれたりするときです。

でも、冷静に考えたら、診察をやって次をやってその次をやって、ずっと同じことをしているようだけれど相手はどんどん入れ替わっているのであって、作業は確実に前に進んでいるのです。単純作業のようで、これはとても大事なこと。「診察をどれだけやっても自分のキャリアに何の得もないから、健診の診察担当はしたくない」と云い放った医者がいましたが、決してそんなことはないと思う。少なくとも毎日毎日100人も150人も読影し続ける胸部レントゲン写真だったら実感が湧くでしょう。毎日同じような写真を、ほとんど異常のない写真を半年で3000枚以上読影してきました。これを「同じことしかやってないから時間の浪費だった」などとは思わない。確実に半年前とは違う自分・・・普通、それなりに自信ができているはずです。これがキャリア。

毎日が同じことであっても、きちんと毎日を同じのまま続けていけば、いつの間にか同じものではなくなっている自分に気づくことを祈念して、今日もがんばりましょう!

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