« ジャンクフードとうつ病 | トップページ | やせませんね »

乳がんとアクティブライフ

保健指導リソースガイドの情報の中でもうひとつ気になったのが、「乳がん予防に効果的な運動 乳がんリスクを下げる方法(2013/10/4)」というものです。「乳がんの4分の1は、運動を習慣として行い、適正な体重を維持することで、予防が可能です。すべての年齢の女性にとって、運動や体重コントロールがもたらす恩恵は大きいのです」という、米ワシントン大学フレッドハッチンソンがん研究センターのアン マクティアナン教授の言葉を引用し、生活スタイルをアクティブに変えることが、乳がんの予防につながることを強調していました。

今月はピンクリボン月間です。女優アンジェリナジョリーさんが遺伝性乳がん(BRCA1異常)のために予防切除術を選んだことはセンセーショナルでしたが、この遺伝子検査による遺伝子変異の有無が人生のすべてを決めるような錯覚に陥っては本末転倒だと思います。前出のマクティアナン教授によると「90~95%の女性では、遺伝以外の環境因子が主に関与しています。つまり、乳がんの発症しやすさに影響する生活スタイルを改善していくことで、乳がんの発症リスクを下げることができる」のだそうですから。

女性ホルモンであるエストロゲンが乳がん増殖の誘因になることから、特に閉経以降の肥満や過体重は発症リスクを高めることは有名です。だから太らないようにすることを勧められます。あるいは、インスリン抵抗性にともなう高インスリン血症ががん細胞増殖を促す働きがあるので、そのためにもアクティブライフを勧めることになっているのでしょう。まあ、くどいようですが「人間には運動欲がありません」から、身体活動を意図的に続けない限り病気をもたらす、というのは、神様が仕組み給うた試練なのかもしれません。でも、乳がんは肥満者にだけ起きるものでもありませんし、忙しく動き回るヒトにも起きます・・・。

|
|

« ジャンクフードとうつ病 | トップページ | やせませんね »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ジャンクフードとうつ病 | トップページ | やせませんね »