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無意識

「無意識にエレベーターに乗っていた」なんてことは、ありえん。

いつからそんな感覚になったのでしょう。先日、うちの職場の若いスタッフが「考え事していたら無意識にエレベーターに乗っていてびっくりしました」と云ったのを聞きながら、ありえない!と思いました。たしかに、二階に行くのにわざわざ回り道してエレベーターホールで箱が着くのをじっと待っている人が居ますが、不思議でなりません。その距離を歩くなら、そのまま目の前の階段を上った方が明らかに早かったりするからです。わたしは、仕事場でもプライベートでも、キャリーケースでも引っ張っていない限り、エレベーター乗り場に向かう発想はありません。何か考え事をしていると無意識に非常階段を上っているからです。

何が違うのだろう、と思うのですが、おそらくそれは習慣です。「上の階に行くのにエレベーターかエスカレーターがあるならそれを使うべきだ」、あるいは、「階段は未開の道具。エレベータこそ文化的」などと子どものころから親御さんから教育されてきたヒトは、階段なんて非常時かストイックな健康オタクのアイテムだと思っているから、やむを得ない状況以外で選択すべきものではないと思っているのでしょう。わたしにはそこに階段があるのに赤の他人同士が至近距離内に詰め込まれる空間内に自ら入ろうとする感覚の方が不思議でなりません。むかしは階段は疲れると思いこんでいましたが、他人に気を遣わないだけ歩く方が楽だとも思うようになりました。

「常識」は習慣です。何が良いとか悪いとかいう問題ではなく、子どものころから、どんなことを常識として教育されるか、それはその後の日常の行動に大きく影響を与えますよね。

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