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車線変更

サッカーの応援で大分から帰る途中、トンネルの中で突然車線変更する大型トラックを見かけました。別のトンネルでは今度は県外ナンバーのスポーツカーが同じように追い越し禁止表示を無視して、縫うように車線変更して走り去っていきました。同じような光景は2週間前にも見ました。

「若いね」と、つい独り言を云ってしまいました。若いころはわたしも平気であんなことやってみたことがあります。なんかそういうのがカッコいいと思っていました。あるいは「オレは急いでいるんだ」オーラを出したくてたまらなかったころがありましたが、あるときから、それがとてもくだらないことに思えて来て、若いころに「カッコ悪い」と思っていた交通法規遵守を、きちんとできることの方が返ってカッコ良く見えてきました。それは、自分が救急病院の医師としてERに従事するようになったからです。

「交通事故? 絶対オレは大丈夫!ちゃんと見ているし運転には自信があるんだから」と彼らは思っています。でも、夜中に衝突事故を起こして救急車で担ぎ込まれてくるバカ者の10人中10人がみんなそう思って運転しているのです。こんなバカ者のために夜中に叩き起される当直の夜は、ホントにアタマに来ていました。「お前らのバカ運転のために、今日もほとんど徹夜なんだぞ!」と。それが酒気帯び運転のバカ者たちだった日にはもっとアタマに来ます。ERの周辺が妙に酒臭くて、ちょっと赤ら顔なのは興奮しているせいではないに違いない仲間のバカ者たちに状況説明をしてもらいながら、「バカたれが!」とアタマに血が上っているのでほとんど聞き流していたことを思い出します。

この日は、帰路の2時間半の間に、事故処理の現場を3か所通り過ぎました。

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