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疲れが消える(後)

(つづき)結局、たどりつくところは、最近のわたしの超マイブームである「睡眠」と「サーカディアンリズム」と「目の疲れ」に行きついたご縁には驚くばかりです。やはりこれが今年の旬なんだなと密かに悦に入っているわたしです。ちなみに、疲れをとる食材は「鶏肉」(イミダペプチド)に勝るものはないそうです(これ以上は書きません。買って読んでください)。

本の中に、ふと目を留めた単語が2つあります。1つ目は『ゆらぎ』です。森林浴が疲れを癒してくれるのは、「マイナスイオン」などといった怪しいもののおかげではなく、「ゆらぎ」の存在のおかげなのだそうです。「1/fゆらぎ」は電器メーカーの扇風機のCMで初めて知ったことばですが、自然界は「ゆらぎ」の集まりです。木漏れ日がキラキラ輝き、鳥の鳴き声も水のせせらぎも、やわらかい心地良い風も、すべてが「ゆらぎ」です。これが自然界に存在するから疲れが取れているということは大変重要です。逆に、「ゆらぎ」のない環境を考えてみてください。日の光が入らない地下室のチラつきのないLED照明のもとで、エアコンで室温を一定に保って、ドアも閉め切った中で仕事をする・・・何も妨げのない静かな環境下で、さぞかし仕事がはかどるだろうと思われがちですが、きっとすぐに疲れ切ってしまうことでしょう。

二つ目は「ヒトヘルペスウイルス」。ヒトヘルペスウイルスは幼少時に誰もが感染し、ずっと体内に棲みつきます。健康なときは静かに体内にいますが、『体調不良になるとこのウイルスはそれを逸早く察し、体内から逃げ出そうとします」(P92)という表現がとても面白いと思いました。常に体内をモニタリングして体調に黄色信号が灯ると「このカラダから脱出しなければ」という具合に活性化するのだそうです。だから唾液や皮膚や粘膜に出て来て他の宿主に移り住もうとたくらむのだとか、回復すると「やれやれ」というようにして再び体内に戻ってくるとか、楽しい表現ですね。

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