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数値 

毎年、この季節になると前年度の健診事業業績集の編集が始まり、わたしのもとにも各担当者から原稿が集まってきます。校正して最終チェックをするまでがわたしたちの仕事なのですが、毎年閉口することがあります。

提出される原稿の半数は、基本的な数字が間違っているのです。実際の異常者件数や精検受診者数の値が正しいかどうかなどは存じませんが、もっと基本的な数字です。たとえば「総受診者数」が「男性受診者数」+「女性受診者数」と一致しないのです。一体残りの人の性別は何なのでしょう?年齢別受診者数内訳を全部足し算しても総数と一致しない、とかいうのもあります。

今はむかしのように電卓を各自で叩いて足し算するようなことはありません。パソコンデータをデータとしてExcelなどに移管してデータ処理するのが当たり前です。結局、そういう作業をした結果出てきた数字をそのまま文章に投げ込んでいるのです。どうして、これが間違っているかもしれないと思わないのでしょう。冒頭の単なる足し算が間違っていると、その後に展開されるすべての数値が意味を持たなくなります。残りは全部正しいかもしれませんが、だれも信用してくれません。単なる割り算で出てくる●●率もよく計算違いしています。

文章ができた時点で、少なくとも「検算」くらいするのが、数値を扱う人間の最低限の義務だということを教えるために、数値間違いを見つけた時点でそれ以降を一切読まずに突き返すのですが・・・翌年にはまた新しい若い担当者に代わっていて、結局同じことの繰り返しです。

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