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子どもの早寝は義務

「うちは夜の7時に夕食を取り始めて、8時には終わります。その後は何も食べません。子どもを早く寝させるために一緒に早めに床に就くからです。」

先日、アラフォーの女性の受診者さんにそういう方がおられました。とても素晴らしいことだと思いました。夕食の時間がどうこうではなく、夜更かししないでお子さんと一緒に寝てしまうということ・・・。最近は、小さな子どもたちが夜更かしし過ぎです。サーカディアンリズムのためにも、成長ホルモンの分泌のためにも、理屈抜きで「子どもは早寝」をしなければなりません。

わたしたちの子どものころは夜9時までには床に就くのが義務でした。だから、「ザ・ガードマン」はかろうじて見れましたが、「キーハンター」はなかなか見ることができませんでした。子どもがそれ以上遅くまで起きているのは”不良”でした。ところが、最近はお父さんお母さんが夜更かしするから一緒に子どもたちも遅くまで起きています。夜中のディスカウントストアやコンビニには小さな子どもを連れた家族連れ・・・ファミレスでもみかけます。そんな生活をしてきた子どもたちは、完全に生活リズムが壊れ、朝起きが苦手な人間になります。でも、冒頭のお母さんの家のように早くから早寝を習慣にしてきた子どもたちは、カラダもアタマもきちんと成長することができます。「うるせえなあ、そんなこと。だって、むかしと違って今は夜中まで楽しいことだらけなんだからしょうがないだろ」と平気でいうご両親を見ていると、本当に危機感を覚えました。むかしだって、親は宵っ張りだったんです。夜中まで大人の楽しみをしていたのです。でも子どもは寝させられました。そこに理屈はありません。「子どもはタバコを吸ってはいけないし、酒を飲んではいけないのと同じように、早く寝なければならない」だったのです。家が狭くても狭くなくても関係なく、です。

時代は変わりました。生活パターンも変わりました。でも、人間のカラダは遠いむかしから何も変わりません。せめて成長期の間だけでも本来の生活をさせておかないと、出来上がるべきカラダも細胞も神経も、未成熟のままになってしまうことくらい、考えれば簡単に分かりそうなものです。

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