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プロフェッショナルその2

先日、わたしの地元で開催される予定だったプロバスケットの公式戦が急きょ中止になりました。普通は体育館で行う試合を、地元にある屋根付きドームの総合競技場で行う企画で、コート作りから場内整備まできちんと準備されていたのですが、当日になって相手チームから「風も吹くし気温も変わるし、これでは十分なパフォーマンスができない」とクレームが出てコミッショナー裁定で中止になったと聞いています。

たしかにちょうど季節外れの大きな台風が来ましたが、それも含めて試合環境はお互いにすでに前もって十分わかっていたこと。それを直前になって「イヤだ」「パフォーマンスが云々」と云い始めるのは、プロとしていかがなものか・・・「プロ意識」とは何かを考えさせられる”事件”でしたから、あれから1ヵ月近く経過しましたがいまだにあの一件は気になってしょうがありません。「プロフェッショナルとして最高のパフォーマンスをお客様に魅せるのが仕事」と云う前に、「お客様や関係者の期待していることをどんな環境でも最大限努力して叶えること」の方が、プロとしては最優先なのではないのでしょうか?

わたしはERの当直をしません。一度打診されたことはありますが、「もう患者さんのニーズに応えるだけの力がないから」と固辞させてもらいました(「プライド」2008.4.6)。でも、そんなわたしでも、酔っぱらって帰っている途中に、路上で意識消失して倒れているヒトを見かけたときに、「今は酔っぱらっていてプロとしての十分なパフォーマンスができないから」と云って通り過ぎることなどできるはずがありません。

ちょっと思っていたより寒いし無風じゃないんだけど、でも一旦「する」って云ったんだから、このままやりましょうよ!って、むしろ相手チームの方が云ったりなんかしたら、「さすが、プロ!」と絶賛されて、絶対カッコ良かったのになー・・・と思うと、いまだに残念でなりません。

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