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疲労感なき疲労

健康に目覚めた人たちの到達点は結局”健康運動”であり、より活発に活動し、人生の張りが出て来て生きがいに向かって突き進んで行くのが理想像のように見えます。でもそれこそが、長期疲労、慢性疲労のもとであり、過労死などの原因になりかねない、と梶本修身先生は力説するわけです(「間違いだらけの疲労の常識 だから、あなたは疲れている!」永岡書店)。

やりたいことができて、好きなことをやっていると、疲労感などなく、毎日が充実しています。でも、それは『疲労感なき疲労』なのであり、「ぜんぜん疲れない」「睡眠時間が少なくても平気」という人は要注意なのだと云います。疲労因子FFが増えていても必ずしも疲労感を感じない・・・充実感や達成感はカラダからの疲れのサインを脳に無視させるのです。これを「脳がマスクされている状態」と云います。これは人間にしかない前頭葉の発達によってもたらされます。カラダには疲労がたまっているのに、それを認識できない状態が『疲労感なき疲労』なのです。

本書の冒頭にあるチェックリスト10個のうち、

  5. 休みの日は、外出するようにしている
  6. 毎日、運動することにしている
  7. ゴルフやフィットネスで仕事のストレスを発散

に「はい」と答えることは潜在疲労度を増す要素になると聞いて愕然。まさに、これらはわたしの生活の基本だからです。そういえば仙台のasuka3hさんから、いつもそう忠告されてきていました。錆びつくことは避けるがよろしい!と(笑) たしかに活動家ほど早死にして皆に惜しまれるわけですが、彼らを見ていると、疲労感が封印されてしまうから慢性疲労を取り除けないのだということがよく理解できます。疲れを溜めないことのためにやりたいことをやらずにいることは楽しいのか?と考えると悩んでしまいますが、少なくとも疲労のサインを感じられるカラダにはなっていたいから、疲労回復のために何をしたらいいのか、とりあえず本書をもう少し読み進めましょう。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

ご指名を賜れまして、誠に恐縮千万です。

いつも抹香臭いご返事で恐縮ですが、
この歳になってハッと考えさせられる事が有ります。
「早死にして皆に惜しまれる」のが宜しいか?
「老兵は死なず。ただ消え行くのみ」が自然なのか?

仏陀の教え「生は偶然、死は必然」。

自分としては「美人薄命」で行きたかったのですが・・・。

60台も後半、人生秋の日の夕方とフと考えながら、
       青春ど真ん中を豪語している asuka3h 拝

投稿: asuka3h | 2013年11月13日 (水) 16時26分

asuka3hさん

同感です。
少なくとも、人生の終え方を自分自身で決めることはできず(自殺を除けば)まさしく「必然」と云うことばを感じます。ま、去ったあとで別に惜しまれなくてもいいかな(笑)

投稿: ジャイ | 2013年11月13日 (水) 19時53分

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