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どっちもがまん?

「『1日6食の小分け』より『朝昼2食』の方が減量・血糖管理に効果」

オーストラリアのメルボルンで行われた世界糖尿病会議(2013.12.2-6)の学会ダイジェストが日経メディカルから配信されてきました。その中に、糖尿病患者の食事のとり方として、これまで1日の取るべきカロリーを5~6回に小分けにして食べるのが良いと考えられていたけれど、朝昼2回の食べ方にした方が減量効果が大きいだけでなく、空腹時血糖やインスリン感受性も有意に改善した、という発表内容が報告されていました(チェコH.Kahleova氏)。同氏は、「同じ食事制限をした場合、朝昼2回の方が6食に分けるよりも良い結果をもたらした。朝昼2回食は一度にたくさん食べるけれど、夜に食べないのが良いのだろう」と説明しています。

血糖コントロールで重要なのは「食後高血糖を起こさない」ことであり、そのためには一気にドカ食いしないのが肝要だと云われてきました。また食事の回数が少ないと一回当たりのエネルギー吸収率が上がってしまうので、一回の量を少なくしてチマチマ分けて食うのが良いとされていますから、これはそれを覆すなかなか興味深い内容です。

でも、どっちの食べ方をしても結局は「がまん」を強いるわけで、一回一回の量をがまんする(もっと食べたい気持ちを抑える)のも大変ですが、丸半日何も食べずに夜の空腹を乗り切るのも大変です。結局どっちががまんしやすいか、ということになります。糖尿病患者さんは「食事に対するがまんができない」性格があることを忘れてはいないでしょうか。だから、実験ならなんとかできるけれど、それを一生、となると、実際にはどっちも至難の業なのではありますまいか?

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