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市民ランナー

近くの公園で愛犬の散歩をしていると、年を明けて急にジョガーが増えたことに気づきます。黄昏時にトボトボ歩くわたしたちを颯爽と追い越して行くアスリート系の若者たちに交じって、フーフー云いながら必死な形相で何周も走るオジサンや太めのおじょうさんなどの新しい顔ぶれ・・・地元のマラソン大会が近くなったことも理由だし、正月(一年の計は元旦にあり)だからという想いもあるのでしょう。みんなうつろな目で前を見ながら黙々と走り去ります。最近は健康意識が高まったせいか市民ランナー人口が激増し、夕方の公園はまさしくジョガー銀座です。わたしは膝を痛めているので基本的に走ることを断念していますが、わたしの同僚や先輩方の中にもここ1、2年で一気に走ることにのめり込んだ連中がたくさんいます。

ただ、そんな光景を愛犬と一緒に眺めながら(眺めているのはわたしだけですが)、これは本当に「健康的な姿」なのだろうか?と悩み始めました。ウオーキングやジョギングは有酸素運動の代表であり、健康運動を勧めるにあたっていの一番に推奨する運動です。だから、健康ブームの後押しもあって、皆さん走りはじめたり歩き始めたりするのでしょうけれど、良く考えると、変です! メタボの腹が気になり始めたから走ってムダなエネルギーを消費しよう!とか、老後に介護の世話にならないように筋力つけよう!とか、本来の人間には必要のないはずのもの。神様はそんなことをムダにやらなくてもうまくバランスが折り合うように造り出しているのだから、マラソン大会に出る連中のマニアックなトレーニングや家族のコミュニケーションのためのウォーキング以外の運動は、日頃の不摂生を見逃してもらうための行為=不健康の証なわけでしょ。「健康のためにする運動が一番不健康」であり、きっとそんなジョガーが世の中に居なくなるのが、あるべき「健康的な姿」なのだろうと思う次第です。

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