エクソシスト
「酒なしでは生きていけません」「わたしは腹いっぱいにならないと満足できないヒトなんです」「動くのは苦手です」
生活習慣病の対策は何をすべきか、それは決まっています。食べずに動くこと、カラダに良いものを食べて悪いものを食わないこと、十分な睡眠を取って良くも悪くもストレスを溜めないこと。「わかっちゃいるけどできないんですよね」と、定番のお返事?いえいえ、それは違います。やればできるのです。少なくとも、カラダはいつも健康になりたい(というか本来の姿でありたい)と思っているのですから、実は簡単にできるのです。そんなことはみんなわかっているのです。
でも、できることが分かってしまうのは、イヤ!とアタマの中に巣食うエクソシスト様がごねるわけです。だから「そんなもん出来ねえよ!」て云わせるのです。カラダはそんなこと云いたくないと抵抗しているのに、エクソシスト様が緑の液体かなんかを吐き出しながら、無理やりにそう云わせるのです。
先日、テレビで肥満手術を勧められた高度肥満の女性の話題が出ていました。胃を切って食欲を落とす手術。自分は何か治療したいと云い、それの効果があることは明白ですが、それを行えませんでした。「仲のいい友人がその手術を受けたが、手術ミスで命を落としたからコワい」という理由で。それを見ながら「あ、これもエクソシスト様の仕業だな」と思いました。
エクソシストのはなし、怖かった記憶だけで内容をもう忘れてしまいましたけれど、最後はどうやって退治したのでしたっけ?こいつをアタマの中から追い出さない限り、勝ち目はないですからね。皆さん、各々独自のエクソシスト退治策を講じてください。まずはそれが先決!
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