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ステーキとにんじん(後)

(つづき)

「料理」とは一皿で完結するものとして考えられ、一流のシェフほどトータルとしての完成度を競うモノです。あるいは、栄養素がどうこうとか食べ合わせで相乗効果がどうこうとかいう理屈は常に後付けで、古人はみな経験値として体調がよくなる組み合わせを云い伝えてきているのです。少しはなしを横道に逸れさせるなら、食育の基本は「丸ごと全部戴く」ことであり、そこには栄養素ごとの理屈ではない本来の自然が蓄え持っている智慧が結集されているはずですから、料理もまた、メイン料理と付け合せの丸ごと全部で意味を成すのではないのだろうか。料理は理屈で食うものではなく、栄養バランスから考えて何が足りないからそれを追加する(サプリも含めて)というような単なる足し算ではいけないように思うのです。

たまたまこの記事を書いていたら、facebookにこんなPR記事がありました。

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ブロッコリーに含まれるブロリコが免疫力を高めてくれるから、もっとブロッコリーを食いましょう!ということでもあるような気がしますが、「ブロッコリーやにんじんはカラダに良から食いなさい」ていう理屈、見るからに後付けの屁理屈だから、わたしはあまり好きではありません。幸い、わたしはブロッコリーもにんじんも大好きだから理屈抜きで食えてラッキーですけど。

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