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おこぼれの苛立ち

「勿体ないから少なく作れ。残さず全部なめるように食い尽くしたいから最初から勇気を持って半分しか作るな!」・・・ずっとそう云ってきました。目の前に大好きなごちそうを山盛り積んであるのにそれを眺めながら手元の料理をチマチマ食うはずがありません。作った者の負けです。外食なら1人前の料理も、家で作ると多めに作ります。その多めの料理は残さず食い尽くします。当たり前です。だから、概念としては「少なく作る」のではなく、「作りすぎずに普通量を作る」勇気と云うことになります。むかしは外食の方がリッチで、「今日は好きなだけ食ってもいいぞ」とお父さんに云われながら食べていましたが、今は家で作ってもらった方が量の点でははるかに得かも。

うちの5歳になるワンが時々イライラしています。一緒に住む15歳の老犬が最近あまりエサを食べなくなったのです(残念ながら2月20日に亡くなりました)。それがどうしてイライラの原因になるのかと云うと、おこぼれがもらえないから。老犬が食べ残したエサをこっそり横取りするのが楽しみだったのに、最近まったく食べないからそのまま食器ごと引かれてしまって・・・。これってハイエナや都会のカラスみたいなもの。

人間で云えば若いお父さんの立場でしょうか・・・「食べたくはないんだけど、子どもの食べ残しを全部食べさせられるんですよね。食べないと妻がうるさいんです」ってやつ。「単なる作りすぎなんだから、最初から半分しか作らなければいい」という提案に夫婦そろってうなづきはしますが、きっと実行しないでしょう。子どもが食べる分だけ作ったら、お父さんは大義名分のおこぼれがもらえなくてストレスがたまってしまう。お母さんはそこのところを心得ているから最初から多めに作るわけで、自分もたまにはおこぼれをもらいたいから自分の好きなものは多めに作るとかやってそう。 

このうまい具合の逃げ道を、だれも失くしたくなんかないだろうな、と思うわけです。

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