先生もですか?
「先生は、健診にいて偉そうに食事や運動のことを指導されますけど、先生も高血圧だって本当ですか?薬飲んでいるんですか? へー、医者でも高血圧になるんだー!」って云われました。
はぁ?何云ってんですか? ”医者の不養生”と一緒にしないでくれませんか?
わたしの父の家系は代々続く高血圧家系として綿々と生き延びてきました。甘いものより塩辛いものが好きです。でも割に若いころから薄味を心がけていた方でしたし、周りから「こんな味のないもの食べて何が楽しいの?」と云われるのを、「十分においしい味が出ているじゃない?これ以上だと濃すぎでしょ!」と聞き流す余裕があります(ちょっと量を食いすぎるのが玉に瑕(きず)ですが)。子どもの頃から肥満児(当時は「健康優良児」と云ってましたが)で、これまで何度も10kg単位で体重を上げ下げしてきた人生だけれども、血圧が上がり始めてからは意図的に有酸素運動を心がけているのです。
それでも、トキが来れば血圧は上がる。現代社会で生きていく限り、今より十分な睡眠を取るようにして、仮に仕事を辞めて好きなことを悠々自適にできたとしても、きっと血圧は上がる。それが”サバイバルの家系”というもの。だから、あまり無意味に引っ張らずにさっさと薬剤管理を始めたわけです。
「自己管理のできている医者は病気にならない」とかいう発想があるとしたら、あまりにナンセンス。病気なんて誰にでも起きるもの。医者は病気のことを知っているからこそ自己管理しているのであります。わたしの自己管理は割に良い方だと自負していますんですけれど、それが何か?
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