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やっつけ仕事

高校時代の恩師が、地元の新聞に定期的にコラムを載せています。友人が切り抜いて渡してくれるので読ませていただいていますが、今回のコラム~たしかネット時代の恩恵と功罪みたいな内容だった思うのですが、いつになく内容がありふれていて文章も当たり障りのない表現に終始していました。

「これ、なんかやっつけ仕事ぽいね」と、友人に話しながらカバンに仕舞いました。依頼の締め切りが迫ったけどピンとくるネタが浮かばない。いろいろ忙しくて、ネタは見つけているのだが今一つ掘り下げた内容まで考える余裕がない。おそらくそのどちらかのパターンなのではないかと推測します。

物書きが本業ではない者にとって、定期的にやってくる締め切りは本当に煩わしいです(もちろん本業の人はもっと煩わしいのかもしれませんが)。浮かんでくるときは「勝手に手が動く」と云わんばかりに瞬時に出来上がる文章が、浮かばないときはまったく浮かびません。何か良くわかります。

小学校のある日、国語の授業で「ことわざを使って作文を書いてくる」という宿題がありました。詳しい内容は忘れましたが、翌日の授業の時間、担任のN先生はイの一番にわたしを指名して作文を読め、と云いました。だから立ち上がって読み上げたのですが、N先生の顔がどんどん苦虫を噛み潰したような顔に変わっていくのがわかりました。そのときは何も云いませんでしたが、あとで呼び出されました。「おまえ、手を抜いて書いたやろ?おまえだからきっといい作文を書いてくれていると思って模範に読ませたのに、あの作文は良くなかった。やっつけ仕事を覚えたらいかんぞ」と、やさしく諭されたのを覚えています。たしかにあの作文は自分でも「良くない」と分かっていました。でも、どこかの作文コンクールに出す作文でもなく、単なる宿題の高々原稿用紙1、2枚程度の作文なんだから適当でいいや、と思ったのですが、神様は見逃してはくれませんでしたね。

だから、わたしはこのブログを書き始めました。ブログだからやっつけ仕事でも何でもいいのだけれど、締切のある依頼原稿でもどこかに発表する原稿でもないのだけれど、初めて何かのご縁でどこかの1つを読まれた方に「つまらん」と思われたくなくて、ついつい本業そっちのけで文章書きに浸ってしまうことが多い今日この頃です(笑)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

一読者、一ファンです。
楽しませていただいています。
3月31日で退職を控え、ゆっくりかみしめるどころかバタバタしていて、読めない日もありますが、とっても楽しみに読ませていただいています。
今までも、これからも^^♪

投稿: karakara | 2014年3月20日 (木) 21時34分

karakaraさん

いつも読んでいただいてありがとうございます。励みになります。

そうですか、いよいよ第二の人生の始まる日が間近なのですね。ワクワクしますね。わたしもそろそろ準備し始めなければ。

投稿: ジャイ | 2014年3月20日 (木) 23時10分

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