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健康増進月間

わたしが産業医をしているある全国規模の会社では年一回秋に「健康増進月間」というイベントがあります。従業員の中でいくつかの健康増進イベントに参加する意思のあるヒトに手を挙げさせて、この期間集中的に頑張らせる企画。「毎日ウォーキングする」「毎日、朝食を食べる」「体重を減らす」「禁煙する」などが並んでいます。全国の支店のうち一番高いところでは90%以上の参加率と90%以上の達成率を誇っているところもあるのに、うちの支店は20%にも満たない参加率なのだ、と産業保健師さんが頭を抱えていました。毎年やるのでモチベーションも落ちてきますし、いつの間にか達成した人への賞品も出なくなったわけですから、わざわざこの期間限定で手を挙げる必要性を感じなくて当たり前かな(するなら自分だけでできるし、みたいな)とも思います。これを復調させる方法は何か?それこそ90%以上の参加率の支店にノウハウを聞くのが一番でしょう。何かのご褒美を出すか、イベントとして全社あげての大イベントにして全員参加にするとか、部署対抗にするとか、もっととことんお祭り騒ぎにするのが良いのじゃないかな、と意見を云ったところです。

この話をしているときに、ふと思ったのです。これって、いつも健康を語ってばかりのうちの施設でこそやるべきことではないのか?と。他人に健康を語る前に、まずはスタッフ自身が自分の人生を見直すリフレッシュ月間、絶対に必要です。忙しい期間とか暇な期間とか関係なく(忙しいときの方がやれるんだよな、こういうのは)、イベントとして全員が自分で決めたことを宣言して一か月間がんばってみる、てどうよ。達成者はもちろん表彰して、プレモルくらい出してほしいよね。こういうときの目標は「ダイエットする」とか「血圧を下げる」とか云うのはダメ。結果が出ないと焦るし敗北感が生まれるから。「毎日8000歩以上歩く」とか「毎日朝食を食べる」とか「月曜と木曜は休肝日にする」とか「11時までには寝る」とか、とにかく毎日その都度に勝ち負け(○か×)つけられるのがいい。そして翌日リセットしてやり直せること。達成率80%以上を「達成者」としてたたえる・・・どうよどうよ。良いと思わない?

と、一人で盛り上がっているのですけど、これって誰に提案したらいいんでしょう?組織が大きすぎてわからんのです。風土作りって大変だけど、おもしろいですよね。だれか賛同してくれないかしら。

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