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破滅の恋

「この肝機能障害は歴史がありそうですね」・・・40歳になったばかりの男性の人間ドック結果説明をしていました。ALT(GPT)が100近く、γGTPが300近い値だったと思います。

「はい。お酒のせいだと云われたことがあります。わたし、ビールしか飲まないんですけど、かなりの量飲むんですよね」・・・悪びれるでもなく、他人事のようにそう答えるところをみると、本当に歴史が長そうです。そしてこの値にもうすでに心身ともに慣れっこになっている感じ。それでも40歳になって糖代謝異常や脂質代謝異常まで加わり始めてきましたから、そう悠長には構えておれない感じです。

「まあ、残念ながらアタマが恋焦がれているのにカラダがあからさまにノー!を突き付けてきていますからねえ。そろそろ厄明けしますから、この片思いの恋に終止符を打たせる努力がいるのじゃないでしょうか?」と云ったら、「なるほどねえ」と云って力なく笑いました。

世の中には何もかもを破滅の方向にしか向かわせない、成就することのない悲しい恋というものがあります。ストーカーのように片思いをしても、恋焦がれれば焦がれるだけ、引き寄せれば引き寄せるだけどんどん我が身を破壊していく状態・・・悪魔にココロを売る前に目を覚ましていただくしかないように思います。早く別の新しい恋を見つけてほしいと祈っております。

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