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軍歌

先日、スナックのカラオケで元気よく軍歌を歌っている若者がおりました。となりで飲んでいたわたしの友人がつぶやきました。

「最近は、意図的に軍歌を歌わせないようにしているけど、それっておかしいよね」

軍歌を懐かしがって歌うということと<戦争を讃えること>とが混同されているからおかしなことになるが、戦時中に青春を迎えていた人たちにとって、軍歌は思い出であり、それを歌うことによって、悲しいことも楽しいことも苦しかったことも、親友や恋人のことも思い出すことができる。わたしの父も若いころからよく軍歌を歌っていましたが、あれは戦争礼賛や戦争肯定などとは全然関係ないことであることは、誰でも分かっていることです。

「軍歌は、れっきとした歴史の一つなんだよ。懐メロや童謡とおなじレベルで語り継がなければならない文化なのに、隣国の戦争責任問題なんかと一緒くたにされて、『戦争を美化している』とか云われないように意図的に抹殺しようとしているんだよ。悲しいことだとは思わない?」

そんな友人のことばを、くだんの青年の凛とした歌声をバックに聞いて、その通りだなと思った次第です。せめて、他のフォークや文部省唱歌と同じように中学校の音楽の教科書にクラシック音楽のひとつとして載る時代が来ることを、密かに祈っております。

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