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何を信じたらいい

先日、友人から相談を受けました。「『虫歯予防のためにヨーグルトで歯みがきするといい』というテレビ番組をやっているが、新谷先生の意見ではヨーグルトが腸の病気を引き起こすと云っていた。どっちが本当なのだろうか?」というもの。

わたしは個人的には日本人のカラダにヨーグルトなんか合わない(遭遇するように設計されていない)と思っていますから、積極的には薦めないことにしていますが、こういう結論の出ないアンチテーゼの対決は医療や健康の世界にはたくさんあります。コレステロールは下げるべきか必要ないか、炭水化物制限は糖尿病治療に有効か無効か、大腸ポリープは切除すべきか必要ないか、そもそも大腸ファイバーは無意味なのか。食べ物に至っては、カラダに良いのか悪いのか・・・テレビや雑誌で専門家の説明がある度に見ている皆さんが右往左往します。医療界のことは専門学会の見解が正解だ!なのかというと、そうとも限りません。学会はどこも超保守派ですからなかなか見解を変えませんが、変わるときには瞬時にして簡単に180度見解をくつがえします。もちろん、お詫びをすることもありません。だってそれぞれにその時点での正解だったわけですから。

どうしたらいいの?何が本当なの?と皆さん、不安がっておられますが、各々にその筋の専門家が云っているのですからどれも本当だと思います。だからあまり右往左往しないことだと思います。自分の都合の良いことだけ信じて実行するもよし、どれも信用しないも良し、全部を少しずつ自分でアレンジするも良し、どれも正解なのですから。日本人は極端に考えすぎ。「あれが良いって云うからそれを毎日使ったのに効果がない、だまされた!」というヒトが多くなると、その商品は偽物だとかその原理を推奨した人は詐欺師だみたいな報道が始まって大騒動になることもあります。

”「カラダに良い」ものばかり集めたら、ただの『偏食』!”がわたしの持論。皆さま、何事もほどほどに。

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