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味覚と糖尿病

全国的に名だたるお菓子メーカーや各地方の有名お菓子屋さん、あるいは人気のラーメン屋さんとかの店主や創業者に糖尿病の方がとても多い印象が昔からあります。「そりゃ、甘いものやコッテリしたものばかり食べるのが仕事だからしょうがない」とか「どうせ、そんなものばかり食ってきたから糖尿病になったのだろう」とか自嘲したり卑下したりした云い方をよくしますけど、わたしはちょっとだけ感じ方が違います。

糖尿病になる体質の方は基本的にサバイバル体質の遺伝子を持って生まれてきていますから、当然普通の人よりも高カロリー・高脂肪・高炭水化物に対する反応が強いし、他の人よりそんなものが好きなはず。その体質を持たない方は、たとえお菓子三昧・ラーメン三昧の人生を送っても、メタボにはなるかもしれないけれど、糖尿病にはそう簡単にはならないはず。

でも逆に、そんな体質だからこそ、おいしいお菓子が作れて、おいしいラーメンが作れるのであって、甘いものや脂肪の味に淡白な、わたしみたいな味覚の人間では、とうてい人気の食べ物屋さんにはなれないのではないか、とも思うのです。

神様はとてもイケズだから、そんな才能をもって成功してきた人ほど、最終的に最大の試練を与え給う。「大好きな食材を制限しなさい」と。まさか、「糖尿病患者のために制限しなくてもいくらでもおいしく食べられる料理を研究開発しなさい!」というメッセージではありますまい。

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