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脳の磨きかた(前)

先日ここに話題にしたのをきっかけにわたしも300万部突破のベストセラーを買って読んでみました。

『15歳若返る脳の磨きかた~苫米地式ブレイン・アンチエイジング(苫米地英人著、フォレスト出版)』

鼻に付く自信満々な表現に時々カチンときながら、書いてある内容はさもありなんと納得するものばかり。ここにわたしが書いた内容も、読み終えてみると見当違いだった感じでちょっと恥ずかしい(笑)。最後に脳の若返りの結論として書かれた3カ条、①なるべく栄養をとらないこと、②酸素をできるだけ消費しない、③激しい運動をしないこと、も「そらそうだな」と素直に納得し、最後の最後にメラトニンと朝の光のはなしが出てきたときには、やっぱり今のわたしが関わるものはすべてがここにたどり着くのか、と感動さえ覚えた次第です。読みやすくてすんなりと読み通せますので、是非ご一読ください。せっかくなので、ココロに残った箇所をいくつか引っ張り出してみます。

●老化の存在理由について
「老化は、生物に世代交代をスムーズに行わせるためのプログラムといえます。」~前の世代がいつまでも実権を握っていると世代の進化が妨げられるから、若い世代に交代できるようにDNAに老化のプログラムが埋め込まれているのだそうです。

●プログラムされた死の理論としての「ヘイフリック限界」ということばは知りませんでしたが、アポトーシス(プログラムされた細胞死)やテロメアについてはそれなりに知っていました。細胞分裂には無限がなく、細胞はプログラムされたように死んでいく、あるいは生活態度が悪いとテロメアはプログラム以上の速さで短くなっていくのだと聞いていました。でもそこにテロメラーゼという酵素がある。細胞はテロメアによって分裂回数を制限されているが、テロメラーゼは細胞分裂のたびに短くなっていくテロメアを修復する作用がある、というのです。残念ながら今のところ人間にはないけれど、テロミラーゼ活性の存在するほとんどの単細胞生物には寿命というものがない、という事実には驚かずにはいられませんでした。     (つづく)

 

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