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小児糖尿病が増えている

米国小児科学会学術集会に併せたJAMA小児健康特集号で、米国における小児・青少年の糖尿病の動向が発表されました。それによると、2001年と2009年を比較したとき、1型で約20%、2型で約30%の増加が見られています。これを人種別に比較したところ、1型では米国先住民に有意な変化はなかったが、白人、アフリカ系、ヒスパニック系、アジア・太平洋諸島米国人では有意な増加を認めています。それに対して、2型は白人、ヒスパニック系、アフリカ系で有意な増加ですがアジア・太平洋諸島系と米国先住民では変化がなかったと報告されています。糖尿病は環境因子が大きく影響しますから、同じ環境下で比較された人種別動向はとても意味深いものだと感じました。

ただ、例によって、こういうデータを読んでいるとわたしは全然違うことを考えます。「太ってしまった子どもをやせさせるのは至難のワザなんだよなあ」ということ。大人なら最悪断食すればいいはなしですけど、育ちざかりの世代の減量ですから何かと周りも躊躇するし、本人もガマンが利きません。やはり、育ちざかりの食べ方は初めからきちんと専門家に教わってそれに従うべきでしょう。きっとそうなると親御さん自身もガマンしないといけなくなるし、すぐに脇からジジババが口出しするから面倒くさい。だから、食育は喫煙指導と同じように子どもたち本人に直接教えるのが一番だと思います。本人は、必ずきちんと理解して自分のためだからちゃんとガンバれます。この中に親やジジババが介入するとすべてが台無しになるか、あるいは親御さんの信じきっている大人のダイエットを強要することになりかねないのです。

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