ひとりひとり
いつも物静かで目立たないヒト。集団の中で接していると顔は知っていてもほとんど話したことのない印象の薄いヒトというのがよくあります。でも、そんなヒトと何かのときに個人的に関わる機会があるととてもしっかりとした考えに裏打ちされた強い意志を持っていることに驚くことを経験します。
昨日の朝、出勤中に出会った女性スタッフもそんなヒトでした。笑顔で会釈してくれた彼女と一緒に仕事をしたのはもう20年も前のこと。今やしっかりと組織の中でなくてはならない存在になっています。
自分が大きな組織の中の中間管理職の立場になって思うことは、大人数の集団であっても各々が個の集まりであると云うこと。当たり前のことですが、似たような顔立ちの若者が何百人居ようとも、そのひとりひとりは各々であるということ。各々が各々に別の考えをもって日々を生活し仕事をしているということ。各々のひとりひとりが各々にしっかりと生きているから今の大きな組織が成り立っているのであって、それは歯車でもなんでもない、あえて云うなら各々の細胞であります。「10人中8人がしっかりしていればやっていける」という社長さんがいますが、残り2人が本当は大事であって、彼らに社運がかかっているのではないかと思います(わたしは社長の立場にも残り2人の立場にもなったことがないのでよくわかりませんが)
久々に彼女にあって、そんなことを思いました。
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