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達成感

いとこが脳出血を起こしました。リハビリを経て退院した彼に法事で会いましたが、見た目特に何ら変わったところもない感じでした。ただ、足の痛みが強く、退院してからはリハビリがなかなか思うようにいかないとのこと。ついココロも塞ぎがちになるようだ、と奥さんが云っていました。

今回、脳卒中サバイバーに対する運動処方のメニューがAHA(アメリカ心臓協会)/ASA(アメリカ脳卒中学会)から具体的に出されているのを読みました。慢性期には4つの運動療法(有酸素運動・筋力/筋持久力運動・柔軟体操・神経筋協調運動)が必要で、その具体的処方内容が細かく書かれていました。

ただ、どうなのでしょう。「サバイバーには少なくとも週3回、1日当たり20~60分の運動が推奨される」と書かれています。「この程度の簡単なことを続ければよい」というニュアンスで書かれています。それはよく分かるのですが、「簡単だから続けられる」という単純なものなのでしょうか?ヒトが何かの行動をするのは、それによって何かを得るという目的があるからです。脳卒中サバイバーのリハビリは、いつまで続けたら、何かに達したら、それで卒業!というわけではなく、それによって機能が元に戻るとかいうものでもありません。して得られるものはないけれどしないと失う・・・エンドレスの訓練は、基本的にはヒトのココロを疲れさせます。人生の最終点がいつになるのかすら分からない中で、楽しくもないものを当てもなく黙々と続けられるものなのだろうか。頂上のわからない山登りを「続ける」ということがいかに難しいか、それは経験者にしかわからない険しい道のりなのではあるまいかと想像します。

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