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説明のされ方

「さっきあっちで女の人が説明してくれたんだけど、さっぱり云ってる意味がわからなかったからさ、もう一度ちゃんとわかりやすく説明し直してくれない?」

たまにそんな受診者さんがおりまして、アテンダントさんを経てわたしたちのところに差し戻されてくるのですけれど、いつもちゃんとわかりやすく説明してくれているスタッフのことなので、何があったのだろう?と思うのです。そういうヒトと改めて話していると、往々にして「聞いてやるぞ」という空気を漂わせていますよね。おそらく本人は気づいていないでしょうけれど、どこか威圧感があって、きっとこの空気に圧されてタジタジになってしてしまうのではないかしら。

こっちが弱い立場なので、こういうときに相手を批判することなどしませんが、わたしたちはこういうことを経験しながら、自分が聞く側の立場のときにどうしたらいいのかを学びます。会話はそれが同等の意見交換であれ、説明する・聞くの関係であれ、あるいはレクチャーを受ける関係であれ、同じことがいえます。「あの人の説明はわかりにくい」という印象を受けるときは、総じて自分の方に説明を聞き取ろう、わかろう、あるいは説明しやすいような空気をつくろう、という努力が欠けているのだと思います。相手は実習生や未熟な学生ではありません。いままでずっとプロとして話をしてきたヒトです。ということは、「相手の話し方が下手」と感じるときは「自分の聴き方が下手」と同じことだと思って反省することにしています。

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