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悪あがき

「血圧ですけどね」と説明し始めたら、そのことばを遮るように、「さっき測ってもらったら正常だったんですよ。120くらいだって」・・・奇しくも同じ日に立て続けに2人、まったく同じ反応をされたので、ちょっと可笑しくなりました。どちらも厄明けしたばかりの男性。宿泊ドックの結果説明の場面。

「は?それが、何か?」とわざと突き放してみるわたし。1日目の血圧が若干いつになく高かったのでHマーク(基準より高いという印)が付いていたのです。それに対して、2日目の朝に測った血圧は下がっていたのだと主張したい様子です。「そうですか、それはよろしうございました」と聞き流してあげました。大腸がん検診の便潜血陽性の場合にそのあと何回便検査を繰り返しても「陽性」の称号が消えないのと同じように、一度高かったものがたとえ翌日、翌々日と高くなかったとしても「高血圧」の称号は削除できないのでございます。何かの間違いではなくて、高血圧は高血圧なのでございます。不本意かもしれないけれど、そういう歳になったのですから、気合いを入れて生活療法していただきたいものです。

「まあ、今朝の血圧が下がったと云うことはまだまだ血管の弾力性は保たれているということですよ。本当にガチガチに堅くなっていかないようにしっかりがんばってください」と、最後をマイルドにまとめてあげるあたりがわたしのやさしさというものでしょうね。

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