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孫悟空のはちまき

「食べ過ぎたり飲み過ぎたり、あるいは睡眠不足だったりすると翌朝に胸焼けしたり喉のところが焼けるように痛くなったりします。でも、そんなことしなかったら全然大丈夫なんですよ」と心配気に訴えてきた男性。

「その症状は典型的な逆流性食道炎の症状で、疑う余地がありませんよね。こういうのは”孫悟空のはちまき”と同じで、やらかしたらギュッと絞められますけど節制したらOKなのですから、楽は楽です。それが足枷になって健康的な人生を送るしかないわけだから、考え様によってはラッキーかもしれませんね(笑)」・・・まあ、そう答えるしかありません。やれば起きる、やらねば起きない。やらなければ安泰。しかもそれはまあ大した努力を要しない・・・痛風発作とお酒の関係も似たようなところがあります。

「やっぱりそうですか」・・・想像通りだったことにむしろ安堵している素振りの彼の心境が、何となく分かります。だって、わたしも逆流性食道炎の常習犯だからです。食べ過ぎない、飲み過ぎない、睡眠を十分にとる。そうしたらこの忌まわしい強烈な症状から逃れられる。それをしなかったら必ず起きる・・・わかってます。わかってますけどね、不摂生したところで、この程度のこと。不愉快だけど、そのうち嵐は通り過ぎる。最悪、薬を飲めばいい・・・”孫悟空のはちまき”だからこそ、止めるほどのモチベーションにつながるとは限らないんだよなあ、これが。だって孫悟空がどんな悪さをしたって、はちまきが締まりすぎて孫悟空のアタマを潰してしまうことはないんだもの。

注)”孫悟空のはちまき”の正式名称は、「緊箍児」(きんこじ、または、金剛圏)だそうです。

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