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当たり前さ

果物と野菜はダイエットの特効薬ではない

減量する方法として果物や野菜を多く摂るよう勧められることが多いが、これは余分な体重を落とすのには役立たない可能性があるという研究論文が、「American Journal of Clinical Nutrition」6月25日に掲載された。

(中略)

「果物と野菜は健康に多くの恩恵をもたらすが、これらによって痩せることは期待できない。減量には、全体的に健康的な食事を摂りながらエネルギーを削減することが役立つ。つまり、減量するには、カロリー摂取量を減らさなくてはならない」・・・(後略)

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って、当たり前田のクラッカー!さ(古っ!)。食事前に大量のキャベツを食べて腹を満たしてから食事を取ると食えなくなるからやせるという「キャベツダイエット」が一時流行しました。かなり効果があった男性も多いのではないかと思いますが、その後いかがお過ごしでしょうか。キャベツの味が大好きにならない限り、食べるの大好き人間の行動変容にまでつなげられるか?は本人のモチベーション次第でしょうか。

最近はやりでわたしもよく受診者の皆さんに勧める「食べる順番療法(スローカロリー)」。これは、食事の最初に野菜を食べることで食後高血糖を回避できて糖尿病予防やインスリン感受性の改善に良い、細胞の老化を防ぐといわれるものです。結果としてやせる方もおられるでしょう。でも、以前お書きしたように、やせたいヒトや糖尿病のヒトが勘違いしているのは、食べる前のサラダひと皿を”免罪符”にしようとしていること。いつものおかずにサラダひと皿加えたら、ただの”食い過ぎ”でしょう。あるいはまず最初に野菜を飲み込んでしまう勢いで投げ込んでもインスリンや血糖に気づいてもらえてないから無意味です。

「食事に果物や野菜を加えるだけで体重の変化を引き起こす可能性は低いけれど、摂取量を増やしても体重は増加せず、食事で摂るビタミンや線維が増えるという点では良いことだと思われる」という部分はせめてもの救いでしょうか。

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