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みため

半年ほど前から白髪染めをしています。特に困っていたわけでもないのですが、ちょっとした好奇心で妻の毛染めを塗ってみたら、ロマンスグレー(というかごま塩アタマ)が赤茶色に光って、思いの外おもしろかったのです。

「そんな若作りしてどうするの?」と何人かに云われました。「何をこの歳で色気づいているの?」とも。でも、「みためのアンチエイジング」というのはとても大切な健康法なのですよ。そんな内容の医学雑誌すら出ているほどなのです。髪を染めるとか、肌のシミ取りをするとか、あるいはご高齢のご婦人がいくつになってもきちんと化粧をするとか、衣服にいつも気を遣ってオシャレに着こなすとか、それを面倒くさがった瞬間から、人間は老化に加速度がついてしまうのですって。

「それはわかるけど、元がもうちょっと二枚目さんならともかく・・・何をそんな田舎顔でしゃれ込んでるんだよ?若い娘に気に入られようとしても、無駄だよ!」と云われると、たしかにそうだな、とつい頷いてしまう自分が悲しい。なんせこの風貌でしょ。不毛の青春時代を過ごしてきているので、「ほどほど」というわきまえ方を覚えて生きてきました。それがこの歳になって、しゃれっ気が出てきたときに反って足かせになってしまいがち。それを振り切るためにも、この白髪染めは、なかなかおもしろい道具なわけです。この際、顔のシミ抜きもやっちゃおか。

人生、身の程知らずが一番!

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