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がんの可能性

「この所見の場合、がんである可能性は何パーセントくらいあるのですか?」

健診の結果で精密検査の指示を受けた受診者さんが、精密検査を勧めるとよくそんな質問をされます。一応その答えになる数値はあるらしい(当たり前か)。それくらいはきちんと云えるようにわたしたちは医師ミーティングで勉強会をしました。

ただ、申し訳ないが、わたしは数値を覚えません。乱暴な云い方だけど、「そんなことどうでもいい」と思う。「がんかもしれない」と思われる検査所見を有するヒトのがん発見率が何パーセントかということを当の本人が知ったところで、何かメリットがあるのでしょうか。確率が低かったら(何を持って高いとか低いとか云うのかわかりませんが)どうだというのでしょうか?そんな所見がなかったヒトの群とその所見を有するヒトの群を比較したら、間違いなく後者が高いのですから(だから要再検者としてひっかけるのですから)、それで十分なのではありますまいか。

何を確認し、何をよりどころにしたいのだろう?その気持ち、わからないでもないですけど、せっかく健診を受けてわざわざ選び抜かれたのですから、さっさと専門医を受診してください。「ほらみろ。やっぱり何もなかったじゃないか!」の結果でも構いませんから。

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