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朝型/夜型への変化

もうこの本のネタは書かないって云ったのに、どうしても最後にもうひとつ書きたくなりました。内山真著「睡眠のはなし 快眠のためのヒント」の「第15章 不眠症のメカニズム」から。

「不眠に悩む人と話していて気づくことは、健康に歳をとると睡眠がどうなるのかについて、みんなほとんど知らないということだ。・・・(中略)・・・お年寄りと暮らしたことのない核家族の世代が、実際にお年寄りになってきているのだ。」というくだりを読みながら、妙に合点したわけです。病気については妙に詳しいけれど歳をとるとどうなるかを知るよしもなく、元気の良いお年寄りのイメージと比べると自分は不健康なのではないかと悩む、というのは、健康や人生に対してマジメな人ほど落ち込むワナのような気がします。

本書によると、青年期は女性と比べて男性で夜型が強いが、45歳頃から男性が朝型化していき、55歳くらいからは女性と男性が逆転する、というのがヨーロッパの調査結果。我が国の住民調査の結果でも、40代から男性の早朝覚醒が増え、50歳以上からその傾向が著しくなる、と書かれています。夫の起床時間が早くなるにつれ、それに合わせる生活を余儀なくされる妻が入眠障害に陥っていくのだとか。と、これを読みながらつい笑ってしまいました。うちはそれが当てはまらない。わたしは当然早朝覚醒の朝型化が顕著です(ブログ書きも早朝の習慣です)。でも、妻は夜中の1時、2時までスマホとタブレットを駆使して戦っています。わたしに合わせることなく超夜型を貫いています。おかげさまで、「女性は夫が眠った後の時間を楽しめるようになれたらいいと思う」を実践しております。

内山先生の本、とても読みやすいのだけれど、うつ病のはなしになったら突然文調が変わっています。難解な医学書というより哲学の世界に豹変した感じ。先生の思い入れがそこにはあるのでしょう。般若心経しかり、うつ病しかり、奥を極めようとすると、なかなか難攻不落です。

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