付け刃の勉強?
来月に専門医試験を受けるために問題集を使って勉強しているのですが、これがなかなか強敵で、今のところ正解率50%を切っております(泣) それでも、この歳になるとなかなか新たな勉強などはしないものなので、いい機会だと思ってがんばっています。正直いって、何度読んでも覚えられないのですけれど。
この試験にすでに合格している同僚医師が云うのです。「大丈夫ですよ、この問題集の内容だけやっておけば、付け刃の勉強でも合格しますから」と。そのことば、気持ちは楽にはなるのですけれど、何か腑に落ちないのです。学生時代の期末試験や卒業試験もそうでした。先輩筋の試験対策コピーを集めまくって、「これだけやっておけば合格するから」という情報のおかげで、合格はしたけれど全く知識になっていない。わたしの人生、こういうことばかりやりながらうまいことすり抜けて来た気がしますけど、何も身になってません。せっかく、貴重な時間を試験勉強に費やすのだったら、せめて勉強した内容が日々の業務の足しになるような、そんな勉強時間にしたいものです。
と、書いてはみたものの・・・理想と現実はかけ離れるのが世の常。同時進行で試験の一週間後にある講演のスライド作りも行わなけりゃならないのだ、とか思うと、結局付け刃になってしまうのだろうかな。こんな文章書きでアブラを売っている時間があったらそれを試験勉強に費やせばいいのですけれど・・・。
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