健康は金で買う?
どうも最近、わたしは何でも穿って考えるイケズなオヤジになってしまいました。
『高所得国は心血管リスク高いが発症少ない/NEJM』(Care Net配信 2014/9/10)
心血管リスクは、低所得国が最も低く高所得国が最も高いにもかかわらず、実際の心血管イベント発生率や致死率は、高所得国が最低で低所得国が最高である。背景として、高所得国では予防的薬物治療や血行再建術の実施率が高いことがあるから、というものです。
いやらしいでしょ?金持ちの国は、前もってしっかり薬を飲んでいる人が多いし、いざとなったら先進的な治療を受けることができるから、「金で健康を買う」ことができている、それが現実であり、いかんともしがたい事実である、という結論だというのです。
そうですか?貧困国では健康についてのいろいろを教育される環境がないし、衛生環境も悪い。食事は安くて腹いっぱいになるもの・・・昔はそれが健康食の代表の食材だったけれど、今は質の悪いファストフード系・・・ばかりを食べるということは関係ないのかしら。リスクスコアが高所得国の方が高いから、そうじゃないと云いたいのでしょうけれど、高所得国の方が健康意識は高いはず。悪いやつは悪いけど、ちゃんとしているヤツはちゃんとしている。てのではいけないのかしら。
じゃないと、つまり今を生き延びる方法は、健康のために生活習慣を見直すなんて無意味なことをせずに、好き放題していても良いから、有効な薬やサプリをしっかり飲んで、大きな医療機関や医者と懇意になっておけばいい、という結論になるんですよ。良いのか、それで?
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