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未来予測

最近は健康に関する諸データがコンピュータで管理され、大人数の健診データや臨床データをデータベースにして評価することが可能です。過去5年、10年のデータベースを使って、ある病気のリスク評価をしたり、いわゆる「○○年齢」を表示したりすることができます。健診の現場でも、がん発症リスクだけでなく心血管疾患のリスクや認知症リスクなどを要望する受診者さんが増えてきました。

でも、最近思うのです。そのデータベース、本当に意味があるのでしょうか?5年前、10年前のデータを元にして病気のなりやすさを予測するわけですが、その5年前、10年前のデータが本当に5年後、10年後に通用するのでしょうか?これだけ早いスパンで生活様式が変わっていく現実です。10年前の食事や日常生活と10年後のそれが同じである可能性はほとんどない現実の中で、”10年前”は明らかに大昔です。

現在の生活様式や社会情勢が同じと仮定した場合に・・・と、国家予算や税金・年金の未来を想定するときによく使われる単語。これが、健康に関する未来予測でも必ず付いて回る仮定になります。ということは、「〇〇年齢」とか、「予想寿命」とかいうのは、将来を全然予測しいないことになる、と思いませんか。

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