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脂肪と糖尿病をめぐる話題

厄介で面倒くさい話題が今年の欧州糖尿病学会の報告から配信されてきました。

高脂肪の乳製品で2型糖尿病リスク低下

スウェーデン・Lund University Diabetes CenterのUlrika Ericson氏らの報告は、高脂肪の乳製品(バター・牛乳・ヨーグルト・生クリーム・チーズなど)を摂取している人は2型糖尿病になりにくいというものです。不飽和脂肪酸がいいとか植物性脂肪がいいとかいうことではなく、乳脂肪が良いのだと。精肉や加工肉は脂肪含有量にかかわらず2型糖尿病になりやすさが増すのだけれど、実は脂肪含有量が少ない肉ほどなりやすさが増す、つまり赤身肉の方が霜降り肉より2型糖尿病になりやすい、というのです。低脂肪乳製品をたくさん摂ってもダメで、脂肪をたくさん含む乳製品がいいのだ、と。

糖尿病患者、週に12個の卵を食べても大丈夫?

「糖尿病患者を、卵を週に12個摂取するグループと週に2個未満とするグループに分け、3カ月後に比較したところ、両群に有意な差は認められず、むしろ卵を多く摂取した群でHDL-コレステロール(善玉コレステロール)値が改善した」という報告をしたのはオーストラリアThe University of SydneyのNicholas Fuller氏ら。卵を制限しなくてもいいぞ、という内容ですが、そんなにこだわることなのかしら。

どっちも、もともと遊牧民族のデータですからね。根っからの農耕民族である日本人に当てはまるのかどうかは存じませんが、食べ物の研究はどうしてこう極端なのでしょうか。もちろん極端にして比較検討しないと真実はわからないのでしょうけれど、ファッションショーじゃあるまいし、実際にはその他にもいろいろ食べ合わせるわけです。あれがいいとかこれが悪いとか、そんな一品一品の理屈はどうでもいいように思うのです。結局は、量であり、食べ方なのではないかと。

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