5つの健康行動
<健康的な生活習慣行動により心筋梗塞が86%予防できる>という報告記事を読みました。(CareNet2014/10/06配信号)
スウェーデン、カロリンスカ研究所の環境医学研究所のAgneta Akesson氏らがJournal of the American College of Cardiologyに報告したもので、スウェーデン人男性のデータではありますが、中年以上の男性で、適度な飲酒(1日に約1杯)、禁煙、適正な食事、運動(1日40分以上のウォーキングまたはサイクリング)、体重管理の超健康的生活を続ける(そんなストイックな人間は対象の1%に過ぎなかったけれど)と、何もやっていない人に比べ、心筋梗塞になる確率が86%低かった、というもの。「健康的な生活を送れば得るものは多く、節約できるお金も大きい」と云うわけです。
5つの健康習慣は遠い昔から提唱されていて、それによって罹患率のみならず健康寿命も伸びるという報告も多いのだけれど、「そらそうだろう。でも、できんバイ!」とわたし自身も一笑に付してきました。しかも、「健康のために修行僧みたいな人生を選択する、という生き方は本末転倒だ!」というのがわたしの持論です。でも、今の歳になって考えてみると、意外にできないこともない内容で、大した”修行”でもなく、ハードルは妙に低かったことに気づいてしまいました。それに加えて86%という数字はモチベーションを上げさせるには十分すぎる良いデータだと思います(もっとも、5つともやってない超不健康児と比較したのだから当然の結果かもしれませんが)。
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