しょうがないよと言ってもろた。
研修医時代を過ごした大学医局の同窓会がありました。久しぶりにお会いした元同僚や先輩の中には神経内科専門の先生が何人もおりまして、ビールを勧めながら聞くことは一つ。
「頭を後ろに反らすと即、右手全体がビンビンしびれるとよね」
そしたら、返ってくる答えがみんな一緒でした。
「そら、頸椎症やろうなあ」
「階段なんか普通に降りよるけん、脊髄疾患は心配なさそうやけどな」
「なんかする方法はあるん?」
「慣れるしかねえやろうなあ、しょうがねえわなあ」
気の毒そうにそう言ってくれました。でも、私はそれを聞いてとても気が楽になりました。「そうかやっぱり頸椎症やな。頸椎症やから、大した治療法はないんやな。この状態に慣れればいいんやな」、と。
「仰向けになるとすぐにビンビンしてきて寝られんのよ」
「横向きにして寝るしかないんやないんかえ」
「でもな。もう治らんやろうなと思いよったら、ある時急に治ったりすることもあるんで。ただ、慣れただけかもしれんけど・・・(笑)」
持つべきは、気兼ねなく相談できる友人だな(笑)と思った次第。ただ、昨日からはビンビンだけではなくて痛みも出てきました。整形外科の受診は避けられない感じです。
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コメント
なんとも大分弁が懐かしく柔らかい。只今検診結果の精密検査受診中。大丈夫と思いつつ、安心のために受診です。そんな中での大分弁に和みました。ありがとう♪
投稿: karakara | 2014年11月11日 (火) 14時18分
karakaraさん
お忙しい最中にコメントありがとうございました。結果はいかがだったですか?日頃は熊本弁のワタシも、大分に帰って旧友と話すととことん大分弁。昔はあまり好きではありませんでしたが、歳とともにとことん大分弁三昧の中にいる心地良さを感じています。
投稿: ジャイ | 2014年11月11日 (火) 19時54分