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偉ぶるひと

なぜだかずっと偉そうに振る舞っているヒトがいます。人間ドックなどでも、とても不遜な態度で受け答えしたり相手を卑下したような言葉遣いをするヒト。まあ、ドックでは、大金を払っていただくお客様なわけですから、わたしたちサービスを提供する側に対して偉そうにする権利があると云えばあるので気にしないようにはしていますが、あのヒトたちはふだんもずっとあんな感じなんだろうなと思うと、どうでもいいことなのに少しイラっとします。

ゴルフ場のレストランで、会員らしきオヤジが手を上げまして「おい、ビールもってこい!」と大声を上げました。ウエイトレスのお嬢さんが不機嫌そうにビール瓶を抱えて走っていく様子を見ながら、どこぞの王様に仕える召使いのような扱いだな、と思ってちょっと不愉快になりました。彼女も、仕事だとはいえカチンときていることだろうなと思いました。

年下の者や部下に対して誰彼なく「○○くん」と呼ぶヒトがいます。わたしはあれもちょっと違和感があります。わたしが「○○くん」という云い方をするのは、同輩や友人を除けば、親しく心を許した部下や同僚に対してであり、信頼をこめて敬意の表現をするときだけだからです。

社長さんであれ、どこぞの大会社の部長さんであれ、あるいは医者や弁護士や議員さんといった”先生族”であれ、一般社会から見るとただのオヤジでしかないのですが、ああいう云い方をする輩は、きっと人生の大部分をあんな感覚で生きているのでしょう。それに批判をする気はまったくありません。その人の人生にあまり絡みたくないと思うだけのことですから特別の想いも抱きませんが、自分が客観的に見て感じる違和感は、自分がそれをしたら周りから必ず抱かれるであろう違和感や不快感なのですから、自分の姿や立ち振る舞いを常に客観的に監視する目はなくさないようにしたいものだな、と思った次第です。

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