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朝のコップ一杯の水

先日、宴席で東京勤務時代の旧知の先生から聞いたお話。

ある難治性の心房細動の患者さん。心臓に明らかな原因はないので生活習慣の改善やストレス解除の取り組みなどを行ってみたけれど、どうしても治らない。そこで改めて毎日の生活を細かく聞いてみたところ、コップ一杯の水道水を毎朝飲んでいたことがわかりました。「それだ!」とドクターは合点がいき、直ちに飲むのをやめてもらったら、案の定、1〜2週間後には心房細動は完全に出なくなった、というお話です。

「えっ!」・・・わたしは思わず絶句しました。『水分を取るなら寝る前ではなくて朝一番で飲みなさい。夜に飲むと寝ている間に臓器が休めないから』と、もう20年来指導してきたからです。その考え方は間違いなのか?と質問したところ、「そうではありません。水道水がいけないのです。もっと云うなら水道水に含まれている塩素が犯人です。塩素は強力な毒性を発揮しますから。だから水道水ではなくてミネラルウォーターに替えてもらったのです」との答。その患者さんは東京在住の方でした。

なるほど、それなら理解できます。熊本の水道水は地下水だから東京時代ほど塩素のことを気にしていませんでしたが、それでも最近は熊本でも塩素が増えているようです。水分補給のメリットを語るときにまったく意識していなかったことで、とても勉強になりました。

そういえば、遠いむかしに若くして胃がんで亡くなった母も、毎朝コップ一杯の水道水を飲むのが日課だったなあと、彼の話を聞きながら思い出しました。30年も前の話ではありますが、当時の大分の水も塩素臭かったなあ。

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