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根症状

わたしの頚椎症の症状は相変わらずで、若干小康状態に陥りつつあります。症状は激しいときには激しいので、小康状態というよりも馴れなのかもしれません。わたしの日々うつむきがちな姿を見るに見かねていろいろな方がアドバイスしてくれたり、専門家の勧める体操やくすりを伝授してくれたりします。先日も、友人が白いローションを持って来てくれました。「わたしが通っている先生に話したらこれを試してみたらとおっしゃったのよ。首から肩全体、大胸筋の一体までまんべんなく塗って寝ると軽くなると思う、って。試しにわたしが使ってみたのだけれど、痛くてどうしようもなかった腰が朝にはウソの様に良くなっていたのよ。まあ、だまされたと思って使ってみて」と。ありがたいことですし、悪くなるものでなければわたしは何でも云われるがままに試します。

ただ、気になるのは、みなさん基本は「強い肩こり症状か寝違えと同類」だと思っておられる。「首をあげると肩から腕にかけて痛みやしびれが出る」ということから、結局は首肩から背中にかけての筋肉の緊張が症状悪化の誘因になっているからそれを解除すれば症状が軽くなるはずだ、という発想の様にお見受けします。頚椎症の経験のない方々が自分の人生の中から想像することを考えたらそれはリーズナブルな理論だと思いますが、神経根症状というのはちょっと世界が違います。頸椎の隙間を通って外に出てきている神経線維そのものに出口の骨のトゲが触るために起きる症状、ただそれだけです。確かにその刺激によって炎症は起きるのでしょうからそれを取り除くと軽減する可能性はありますが、それによって周りの筋肉が固くなったり腫れたりする症状ではないので、何もできないくらい痛いかと思ったら次の瞬間何もなかったかのようになります。だから筋肉をほぐしてもあまり変わりません。わたしの行きつけの整骨院さんも首回りの筋肉をだらんだらんになるまでほぐしてくれましたが何ら症状に変化がなくて落胆されていました。

ポピュラーでないようで意外に患者さんが多い頚椎症・・・おかげさまで、その実感を経験することができていますから、同症状の方が相談に来られてもちゃんと当を得たアドバイスができると自負いたします。

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