自褒め
健診の心電図異常のために精査依頼の紹介状を出すと、『異常なし』の返事だけではなくて、「これは一見心室性期外収縮に見えるが上室性だ!」とか、「ウエンケバッハ型なのだから精査はいらない」とか、わざわざ上から目線の嘲笑的(これだから素人医者は困るよ的な)コメントを付け加えてくれる先生がおられます。
「わかってるわい、そんなこと!健診の所見だから、それに問題ないことを確認するためにわざわざ意図的に専門医受診を指示したんじゃ!」と、プライドを傷つけられたことに以前はえらく反発していたわたしですが、最近はそれをあまり気にせず、「はいはい、あなたのおっしゃる通りでございます」と、独り言を云いながら、さらっと受け流せるようになりました。「偉いぞ、自分」・・・わたしもかなり立派な健診専門医になってきたな、と自褒めしてあげている今日このごろでございます。あとはこれで、先日受けた専門医試験に合格さえしてしまえば、堂々と胸を張って生きていけることでしょう。
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